配当金の受け取り方
このページでは、配当の受け取り方を解説していきましょう。
配当を受け取りたいからといって、その企業の株式を購入しただけで配当を受け取る事が出来るわけえはありません。
配当を受け取るには、企業が決めている時期に株主として株主名簿に登録されている必要があり、その時期は決算日の様に企業によって異なります。
配当を受け取る事ができる「時期」、つまり株主名簿に「いつ」登録されていたら配当を受け取る事が出来るかどうかをチェックするためには、会社四季報やその企業ホームページのIR情報という箇所で公開されているので確認してみる必要があります。
特定(企業によって決められている)の月の末日までに株主として登録されていれば、配当を受け取る事が出来るのですが、ここで重要なのが、株主として名簿に登録されるのに必要な日にちです。
5営業日が登録に必要な日数なので、特定の月の末日の5営業日前には株を購入する必要があることも覚えておきましょう。
■配当はどのようにして受け取るのか?
配当の起算日から2~3ヶ月後に実際の受取が可能になり、受取方法は下記の2通りとなります。
1.株主が指定した金融機関の預金口座への振り込み。
2.配当金額が記載された配当金領収証が郵便で送付され、株主はその配当金領収書に署名、捺印した上で会社が指定した金融機関の窓口で引き換え。
ここで注意が必要なのですが、配当金領収証が郵便で送付され、換金できる機関と言うのが約1ヶ月と決められています。
それ以上期間があいてしまうと、その企業が指定する信託銀行にわざわざ足を運ばなくてはいけなくなったり、配当金領収書を郵送して振込依頼を行うなどの手続きが必要になってくるので、しっかりと期日を把握しておきましょう。
それ以上放っておくと、換金できなくなる可能性も出てきます。せっかくの配当金を無駄にはしたくありません。