移動平均線とは?
株価の分析をするうえでローソク足と併用してよく使われる「移動平均線」は過去の一定期間のレート(一日の終値)の平均値をグラフ化したものです。
一般的にチャートには下記の図のように長期と短期の2種類の移動平均線が表示されます。長期移動平均線は、週足では26週線、日足では25日線、日中足では4時間線を示すことが多く、
短期移動平均線は、週足では13週線、日足では5日線、日中足では1時間線を示すことが多いです。
特に長期移動平均線は、株価のトレンドを分析するのに使われ、長期移動平均線が上を向いているか、下を向いているかを見るだけで、株価の今後の変動を予測することが可能です。
長期移動平均線はゆるやかで、短期移動平均線は株価に近い数字に沿って線が移動していきます。
下記の図をご覧ください。これは10日間の株価の動きを示した図です。1~10日までの、株価を足して、日数で割ると10日間の平均の株価を見ることができます。
実際に10日間の平均株価を算出してみましょう。
1日目=80円
2日目=100円
3日目=80円
4日目=100円
5日目=120円
6日目=100円
7日目=120円
8日目=80円
9日目=120円
10日目=100円
80 + 100 + 80 + 100 + 120 + 100 + 120 + 80 + 120 + 100 = 1000
1000 ÷ 10日 = 100円
つまり、10日間の平均株価は下記の図のように100円になります。ゆるやかというよりは、もはや直線となっています。
では、2日間の移動平均線を作ってみましょう。
1日目の株価は80円、2日目は100円です。この2日間の平均株価を算出するには、80 + 100 = 180。この180を2で割ることによって出てきます。この2日間の平均株価は90円と言うことになります。
これと同様のその後の2日間ごとの平均株価を緑の線で描いてみると・・・10日間の直線の移動平均線よりも、株価に近い箇所で推移しているのが分かります。
短期の移動平均線が、長期の移動平均線を、下から上に突き抜ける形に交差(クロス)している状態を、「ゴールデンクロス」と呼び、これから株価が上昇していく兆候を意味します。
逆に移動平均線等の短期線が長期線を上から下に突き抜ける状態をデッドクロスと呼び、これから株価が下落する兆候を示します。近年では、これらの指標にも「だまし」があり、必ずしもその様に株価が動いていくわけではありません。
これらの指標を他のテクニカル分析と併用する事により、力を発揮してくれます。