自己資本比率
自己資本比率について解説していきましょう。自己資本比率とは、呼んで字の如く自己が保有している、資本の比率と言うことになります。
例えば、あなたの会社の資産が100万円あるとして、その100万円のうち、20万円を銀行から借りているとすれば、自己資本比率は80%となります。
算出方法は、総資産 ÷ 自己資本 × 100 となります。上の例で言えば、資産100万円 ÷ 自己資本80万円 × 100 = 80% です。
つまり、このパーセンテージ(%)が大きければ大きいほど、銀行などによる借金も少ないので自由に使えるお金も多く、急な出費がかさんでも急に倒産になるという確率はきわめて低いと判断できます。
逆に自己資本比率が低い場合はどうでしょうか?
会社の資産が100万円。そのうち借り入れが90万円だとすると、自己資本比率は10%となってしまいます。もし、急に30万円の支払が生じた時、事故の資本は10万円しかありません。あとの20万円はどうやって支払えばいいのでしょうか?
もう会社には銀行から借りたお金以外に一切残っていない・・・そんな会社に銀行がまたお金を貸してくれるでしょうか?答えはNOです。あまりにも低い自己資本比率の企業は、もし万一何か起こった場合にはリスクがあるということを覚えておきましょう。
もちろん、大手企業にも自己資本比率が10%を切っているところも多数あります。この場合は、もし万一があった場合にも存続できるような体制が整っているかどうか、その他のグループ企業があるかどうかなどを視野に入れておく必要があるでしょう。
また、逆にあまりにも自己資本比率が高い企業はどうでしょう?とても健全で、破産などの恐れはないにしろ、すこし慎重すぎてあまり成長が見込めないと判断する投資かもいるのは事実です。
多少リスクをはって、新規事業を開拓したり、設備投資したりと積極性を評価する場合もあるので、自己資本比率はそうした視点からも分析してみると、本当に魅力的な投資先なのか同かが見えてくるのだと思います。<